サイト作りに時間をかけたくない?Carrdでサクッと作る、ひとり用ワンページサイト
本格的なサイトを作る必要はありません。1ページあれば十分なんです。Carrdなら今日中に作って、明日にはもう人に見せられます。フリーランスの方、イベント主催者、個人ブランドの立ち上げにぴったりです。
サイトを「作る」必要なんてありません。必要なのは、たった1ページだけです。
フリーランスの方が一番つまずくのが、ここです。クライアントから「ポートフォリオはありますか?」と聞かれた瞬間、すぐに送れるリンクが手元にない。講座を主催する方も同じです。開催日が迫っているのに、本格的なサイトを作っている時間なんてどこにもありません。
こういう状況で複雑なサイトを作る必要はありません。本当に必要なのは、実際にアクセスできる1枚のページだけなのですから。
Carrdとは
Carrd は、ワンページサイトを作ることに特化したツールです。ブログ機能もなければ、階層化されたページもありません。1つのページの中で、上から下まで、伝えたいことをすべて完結させる仕組みです。
操作感はCanvaに近いです。ブロックを選んで、画像を差し替えて、色を変える。コードを書く必要はありません。スマホ版のレイアウトも自動で調整されるので、別途手を加える必要もありません。ページをいくつかの「セクション」に分けて、訪問者がページをめくるようにスクロールしながら読み進められる仕組みになっており、見た目もすっきりしています。
無料プランでも3つのサイトを作成でき、Carrdのサブドメインで公開できます。画像、テキスト、リンクボタンの配置も可能です。この段階でも十分実用的です。実際、無料プランのまま1〜2年使い続けてから、ようやく有料化を検討する人も少なくありません。
Carrdが向いているのは、どんな人?
フリーランスの方で、すぐに送れるリンクが欲しい
デザイナー、ライター、カメラマン、コンサルタント……職種を問わず、クライアントはあなたのことを知りたがっています。自己紹介と連絡先を載せておく場所が必要です。Carrdなら、それだけで十分です。1時間もあれば、見た目の整ったページが完成します。完璧である必要はありません。何かがオンライン上に存在しているというだけで、すでに多くの人より一歩リードしています。
個人ブランドを始めたばかりで、まだ方向性が固まっていない
SNSのフォロワーもまだこれから、という段階で、InstagramのプロフィールやSNSの自己紹介欄、名刺などに載せる「拠点」となるページが必要なら、Carrdの無料プランで十分対応できます。あとで方向性を変えたり、別のツールに乗り換えたいと思っても、移行する手間はほとんどありません。何かに縛られるということがないのです。
講座やワークショップで、紹介ページが1枚あればいい
イベントを開催するたびに、いちいち本格的なサイトを作る必要はありません。「何を」「いつ」「どうやって申し込むか」がはっきり伝われば、ページは1枚で十分です。Carrdならこの作業がとても速く、数時間あれば公開できます。
無料プランで、どこまでできるのか
無料プランでは3つのサイトを作成でき、Carrdが用意するサブドメイン(例: yourname.carrd.co)で公開されます。画像、テキスト、ボタンリンクの設置が可能で、コンテンツ要素の数には上限があります。サイト作りを始めたばかりの方であれば、無料プランだけでも十分でしょう。
実際の制限としては、画像の画質が圧縮されてしまうこと、ページ下部に表示される「Made with Carrd」の表記を消せないこと、そしてフォームでの問い合わせ受付ができないことの3点が挙げられます。展示用のページとして使うだけであれば、これらはあまり気にならないはずですが、訪問者から連絡先などの情報を受け取りたい場合は、アップグレードが必要になります。
Proプランへのアップグレードを検討すべきタイミング
Carrdには3つのProプランが用意されています。自分の実際のニーズから逆算して、一番近いものを選べば大丈夫です。
Pro Lite
年額9米ドル
- Carrdの表記を非表示にできる
- 画像の画質が向上する
- 動画のアップロードが可能になる
- 同時に3つのサイトを管理できる
ページの見た目をもう少しすっきりさせたいけれど、独自ドメインまではまだ必要ない、という方には、これで十分です。
Pro Standard
年額19米ドル
- 独自ドメインの設定が可能(SSL付き)
- フォーム機能
- サードパーティのウィジェットを埋め込める(Stripe、PayPal、Gumroad、Typeformなど)
- メールマガジンツールとの連携(Mailchimp、Kit、ActiveCampaignなど)
- 同時に10個のサイトを管理できる
フリーランスの方で、問い合わせフォームを設置したい、あるいはGumroadの商品を埋め込んで販売したい場合は、このプランがおすすめです。
Pro Plus
年額49米ドル
- 高度なフォーム機能(Zapier、Make、Airtableとの連携、StripeのCheckoutを使った決済受付も可能)
- パスワード保護ページの設定
- サイトのソースコードのダウンロード
- 25個のサイトを管理可能
このプランは、複数のクライアント案件を同時に抱えている方や、作業フローの自動化まで進めたい方向けです。
まずは無料プランから試してみて、「やっぱり自分のドメインが欲しい」「フォームで問い合わせを受けたい」と感じたタイミングで、Pro Standardに切り替えるのがおすすめです。年額19米ドルは、月あたり約160円ほど。コーヒー1杯よりも安い金額です。コーヒー1杯分よりも安く、しかも同時に10個のサイトを管理できます。
個人ブランドを運営している方も、フリーランスの方も、ほとんどの場合はPro Standardへのアップグレードで十分です。それ以上、あれこれ考えすぎる必要はありません。
まずは無料アカウントを開設して、今日中に1ページ目を作ってみる。それが一番手っ取り早い確認方法です。
Carrdが向いていないケース
商品を販売したい、ネットショップを開きたい場合
本格的なショッピングカート機能はなく、ECツールとしては作られていません(GumroadやStripeのウィジェットを埋め込めば簡単な販売はできますが、複雑な商品管理には対応できません)。
定期的に記事を投稿したい、ブログを運営したい場合
Carrdは静的なページであり、コンテンツ管理システムは備わっていません。継続的にコンテンツを更新していく用途には向いていません。
独立した複数のサブページを作りたい場合
ワンページであることがCarrdの核となる設計思想です。無理に複数ページの構成にしようとすると不自然になりますし、構造的にもそこまでの柔軟性はありません。
ビジュアル面での見せ方を重視したい場合、たとえばカメラマンのポートフォリオや提案資料のようなケースでは、 Gammaのビジュアル重視のレイアウトロジック のほうが向いているかもしれません。